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就職面接のハードルを越えるために必要なこと

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誰しも1度は通るであろう、就職面接。

面接官は、何人だろう・・・

どんな質問を浴びせられるんだろう

どんな服装で行けば良いのだろう

前日は、不安で眠れず、目の下にクマを連れて、面接に来る人もいたりして。

私の意見として、『そんなに気負う必要はない』『ありのままの、あなたを見せて』と、そう思う次第です。

それでは、面接のセオリーと共に、面接のハードルを越える秘訣をお話していこうと思います。

職探しを始めた時から面接は始まっている!

ハローワークに行ったり、人によっては求人広告からだったり、最近は求人サイトでの応募もあったり、直接、企業へ募集したいとメールを送信したり。

企業に履歴書を送付したり、電話やメールでアポイントを取った時点から、面接は、始まっていると思ってください。

履歴書の内容は、モチロンのこと、「履歴書を送りますのでよろしくお願いします。」と電話を掛けたり、メールでアポイントを取ったり、企業との接点が出来た時点で、面接スタートだと思ってください。

最近は、メールで、「履歴書を送付したいのですが?」とか、「御社に興味があり」とメールで自分のアピールポイントを長文で送ってくる人が増えましたが、個人的にはおすすめしません。なぜか言うと膨大なメールの量(迷惑メールも含め)が、企業には入ってきます。そんなメールを日々チェックする中で、削除されてしまう可能性や、見て見ぬふりをされてしまいがち・・・就活専用フォームなどある企業は別ですが、一般企業にいきなりメールでアポイントをとるのはお勧めしません。事前に電話連絡をし、応募することを伝えて

履歴書在中

と赤文字で記入し、直接履歴書を郵送したほうが、みずから行動して、職を探している感が出て、最初の印象は良くなると思いますよ。

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面接の服装って?

基本的に、スーツが無難です。黒、紺、グレー、おとなしめのカラーを選択してください。シャツは白っぽい方がオススメです。

女性なら、シャツやブラウスで、男性ならネクタイやシャツのストライプカラーで、自分の印象をアピールできます。

  • ピンク=かわいらしいイメージ
  • ブルー=シャープなイメージ
  • グレー=クールなイメージ
  • 茶 系=大人っぽいイメージ

ひとめ見た時の面接官の第一印象も、カラーで決まる事があります。先入観を与えたくなければ、無難に白で良いかと思います。先入観を与えるという意味では、真っ赤なシャツや、真っ赤なネクタイ、真っ赤な靴下、ゴージャスな装飾品たちで着飾って来られると・・・間違いなくハードルは越えられない壁となってあなたに立ちはだかるでしょう。偏見かもしれませんが、一般的な意見ですので、職種によっては、そちらの方がOKなんてところもあるかもしれません。

普通の会社であるならば、スーツ一択です。どんなに小さい会社だとしても、なるべく最初は、スーツで来てほしいですね。トレーナーやジーンズで面接に来る方も中にはいます。せめて、面接の日ぐらいは、スーツでお願いしたい。スーツを持っていない方も、何かの時のために、無難な1着ぐらい、社会人として、持っていて損はないかと思います。

面接時のメイクや髪型って?

メイクは、あっさり薄化粧を心掛けましょう。真っ赤な口紅や、ゴージャスな、つけまつ毛、などは就職の面接に合格したあとにしてください。面接当日はせめて、おとなしめメイクで、香水プンプン、なんてのもNGです。清潔感が重要です。

男性も女性もヘアカラーは、明るくなりすぎていなければ問題ないと思います。最近は明るいカラーでも、似合っていれば、OKと思う面接官も増えてきたように感じますが、逆に、真っ黒となると、重め、暗めの印象を与えます。面接官も所詮人間、持ち合わせている感覚は、人それぞれですので、無難に済ませたいのであれば、暗めの茶色までにとどめて、派手なカラーは、入社後、はじけましょう。

男性はなるべく短めで、スッキリまとめた方が清潔感があって良いですね。寝ぐせも、印象が悪いので要チェックです。

女性の場合、長髪は、必ず後ろで束ねて、前髪はピンでとめて・・・なんて、一昔前の時代の話だと、私は思っておりまして・・・理想は、会釈し、顔をあげた時、顔全体が隠れず、目元が見えていれば、問題ないのではと感じています。

1番重要なのは、清潔感!面接に出かける前に、自分の姿を鏡にうつして、笑顔を忘れずに!

いざ!面接会場へ

道に迷わないためにも、しっかり場所の把握、出入り口の確認、持参するべきものなど、分からないことがあれば、採用担当者に質問しましょう。面接会場が店舗の中などの場合は、正面玄関からの出入りがNGの場合もありますので、事前の調査が必要です。グーグルマップなどを活用したり、事前に下見に行くのも良いでしょう。

面接時刻の最低でも、5分前には到着しましょう。30分前は、早すぎます。15分前でも「もう来た・・・」と言われがち。大規模な面接会場ならば、待合室が整備されていますので、30分前でも問題はないかもしれませんが、早く到着しすぎるのも困りものです。5分から10分前を目安に到着すると、ちょうど良いのではないかと思います。

到着後は、相手に失礼のないよう、行動に気をつけるだけで、私は良いと思っています。

  • ノックは3回
  • ドアを開けて失礼します
  • 閉めてから前を向き挨拶
  • 「そちらにお座りください」と言われてから着席

セオリーどおりの会社ばかりじゃないんですよね・・・

  • とりあえず、指示待ち、指示があるまで動かない!
  • 分からないことは質問する!
  • 「ありがとうございます」と笑顔を忘れずに!

教科書どおりに、「本日は、貴重な時間を用意していただき誠にありがとうございます。」なんて言われても、人間味のひとつもありゃしないんです。そんな姿を面接官は見たいと思ってはいません。

色々な質問や会話をする中で、どんなに緊張していても、ふっ!と笑顔になる瞬間や、すっ!と真面目な顔になる瞬間があります。そんな時、思わず出てしまう人間っぽさを面接官は見ています。

10分も会話すると、なんとなく人としてのイメージがつきます。

質問内容も、ほぼセオリーがあります。

  • 長所や短所?
  • 今まで経験してきたこと?
  • これからの夢?仕事上での夢?
  • 余暇は何をしていますか?
  • 退職理由
  • 志望動機

おおまかに、上記のどれかに当てはまるであろう質問が繰り返されます。相手の話を理解しているか。理解したうえでの返答ができるか。どんな人柄なのか、などなど、様々な「あなたについて」を短い時間で探り出そうとしてくれます。

嘘偽りなく、ありのままで、失礼のない程度に自分の個性を受け入れてもらいましょう。受け入れて、もらえなかった時は、気分を変えて、次の職探しです。世の中は、人材不足ですので、見る目のない企業にお世話にならずに済んだ!ぐらいの気持ちで、より良い企業を探しましょう。

自分自身を見極めるのは非常に難しく、他人から自分がどう見られているのか、ということは、他人でしかわかりません。良い機会なので、家族や友人に自分自身の、見た目やしぐさ、話し方や癖など、気になるところを指摘してもらったり助言を受け今後に生かしていくのも良いかもしれません。



まとめてみると

面接のマナーや質問のノウハウを一生懸命見ている方に1番にお勧めしたいのは、志望先の企業のホームページや会社の概要、企業理念や業務内容を調べ、自分がその中で働いたイメージを作ることです。そうすれば、面接の質問に出てくるかもしれない、志望動機や、会社に入社したらやりたいこと、の質問にスムーズに答えることができるようになるはずです。

もう1つ、必ず、「逆に質問はありませんか?」と聞かれると覚悟しておいてください。企業のことを調べて、働くイメージができたなら、きっと聞きたいことが、出てくるはずです。その質問を面接管に聞いてみましょう。働きたいという意欲を印象付けることができるでしょう。

清潔感と、笑顔と、誠実さ、働きたい意欲があれば、きっと面接もクリアできるはずです。